パネンカ先生のお宅には庭があり、樹齢50年ぐらいの木や果樹、ハーブなどもあります。奥様は春から夏にかけて野菜を育てられています。トマト、ねぎ、ダイコン、春菊(日本のものですがチェコの土にあっているそうです)、ズッキーニなどで、菜園はよく手入れがされていて、時々手入れの仕方を教わりました。生ゴミはコーナーに捨てて堆肥をつくっています。夏にはカシス、チェリー、洋梨など、秋にはりんごが収穫できます。
多くのチェコ人は、夏の果物を瓶詰めにして保存し、1年中のビタミンをストックします。
パネンカ先生も、夏の果物を奥様と収穫していたそうです。いつも手袋をはめてだったそうですが。特にカシスの実をほぐす作業では、時間を節約するために、先生が考案したフォークを使う方法があり、伝授していただきました。先生はそういった作業中も、語学のカードをそばにおいて暗記したり、取り組んでいる曲を歌ったりしていたそうです。夏には、よく木陰で奥様とアイスクリームを食べました。パネンカ邸の庭のことを夏になると毎日思い出します。