プラハフィルハーモニア管メンバーによるマスタークラスを聴講しました

3月2日(金)プラハフィルハーモニア管メンバーを講師に迎え、名古屋アクテノンでマスタークラスが開講されました。その日は残念なことに、私は翌日本番を控えていてあまり時間がなく、時間の許す限りということでオーボエとファゴットの午前中のレッスンを聴講しました。先生方の音色がまろやかで、表現が多彩、とても生き生きとしていて美しかったのが印象的でした。チェコ人奏者の演奏スタイルはどんな楽器にも共通していますが、

 

気負っていなくて自然

楽しんでいる

フレーズが長い

 

ことが特徴です。お国柄...ではありますが、やはり「音楽はその人そのもの」ということなのでしょうね。

今回のマスタークラスをプロデュースしたのは、現在チェコ留学中で愛知県芸出身のファゴット奏者岡野公孝さんです。県芸在学中に私が副科ピアノの指導を担当していたご縁です。

岡野さんと講師陣の信頼関係や皆さんのお人柄を反映してとてもあたたかい雰囲気のマスタークラスでした。岡野さんのプロデュースの才能にも感激しました。

私が大学にお勤めするようになり丸3年が経ちましたが、大学生はすぐに世に出て羽ばたき自分の同僚となり、その活躍を間近で見ることができるので、楽しいですね。