ヴァンハルの生まれた故郷『ネハニツェ』vol.2

電車でフラデッツ・クラーロヴェーまで行き、そこからバスに揺られ、ネハニツェについた。

 

実は、正直に言うと、思い出してみたのだが、どこをどうやって行き、ネハニツェに着いたのか今となってはあまり記憶が無い。

 

当時撮った写真が何枚か残っている。

 

写真が残っていると言うことは、写真を撮るくらいの余裕があったということだろう。案外、すんなりとネハニツェまで行けたのだろう。

 
   役場の近くで撮った写真
   役場の近くで撮った写真

 

やっと念願のヴァンハル様?!の生家があるネハニツェに着いた。

 

まず、最初に町役場に行きネハニツェの地図をゲット。

 

そして教えてもらった住所を頼りにヴァンハルの生家を目指す。

 

案外、簡単にその生家は見つかった。

 

     生家の前のヴァンハル通り
     生家の前のヴァンハル通り

チェコの良いところだが、『通り』の名称や番地などが書かれたプレートがいたるところに貼付けてあるので、初めてその地を訪れても、ここが何丁目何番地というのが分かるようになっている。

 

 

いたって順調だ。

 

思い描いていた通りのストーリー展開。

 

しかも、こちらは役場で手に入れた地図もあるので楽勝だ。

 

作戦成功だ~、と、わくわくしながら目的の家に近づいていく。

 
     生家のドアの上のプレート
     生家のドアの上のプレート

 

あった!あった!あそこだ!

 

教えてもらった住所に着き、生家と思われる家の前に着いた。

 

家の玄関のドアの上の方に目を上げると、うやうやしく一枚のプレートが貼られていた。

 

『ヴァンハル 作曲家 ヨーロッパで活躍した』

 

 

という文字がチェコ語で書かれている。

 
     ヴァンハルの生家
     ヴァンハルの生家

おぉ、ヴァンハルの生家だ。間違いない。

 

ここで、生まれたのね。豊かな自然に囲まれた素晴らしい環境で、お産まれになられたのね。

 

だから、あんなチャーミングな曲想が浮かぶのね。

 

と、ここでヴァンハルのコントラバス協奏曲の1楽章・冒頭部分、バイオリンとオーボエの軽快なメロディが頭の中で鳴り響く。

 

 

ハイテンションになりヴァンハルの生家の写真を撮りまくった。

 

そんな自分勝手な妄想で盛り上がっていた自分に、予想外の状況が目に飛び込んでくる。

 

 

 

Vol.3につづく→つづきはこちら